帰宅する時間

嫌われてしまったかもしれない。
そう感じるとき、原因は「お酒」であることが多い。
私をダメにするのは、お酒ではなくて、お酒を飲まない!というのを実行できな意思の弱さなのだけれども。

昨日はごちそうさまでした、とメールを一通打つのも辛いほどの二日酔いで、ドロンドロンの状態。
今私がこんな状態だということは、昨夜ごちそうしてくれた彼は知らないのだけれども、お酒と自分をコントロールできないということは、きっと伝わってしまったはずだ。

印象は最悪。
もっと、颯爽と終電で帰宅する女になりたい。
こんな誓いを立てるのだけれども、やっぱりまた同じ過ちを繰り返すのだ。

結婚したくなるような女性はどんな人かどうか、私が男なら「きちんと終電で帰ることができる人」と答えるだろう。
その日終電を逃させて、あわよくばを狙うつもりもあるもしれないが、でも結婚したいような相手には終電で帰ってほしいと思うはず。

ただ終電で帰るという簡単なことなのに、それができない自分が結婚したいと思われるわけがない。
そんなことを二日酔いでぶっ倒れたベットの上で考えている。
髪の毛は焼き鳥屋さんで燻されて、タバコの匂いを吸い込んだ臭いを放っている。

終電で帰る女性は、どんなに飲んでいても、ローズの香りがするシャンプーやトリートメントでケアをしてから寝るのだろうなきっと。
なんならネイルを塗り替えたりするかもしれない。
「今日はお酒を飲んで上機嫌だから可愛い赤のネイルにしちゃおっかな!」そんな可憐な酒酔いをしてみたいものだ。

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